座面の交換方法(Pro,Base)
こちらでは座面の交換方法についてお伝えします。
0.対応方法について手順1:フットレストを外す(Proのみ)手順2:座面とシリンダーを分離させる手順3:古い座面から部品を取り外すヘッドレスト取り外し(装着されている方のみ)背もたれ取り外しアームレスト取り外し手順4:新しい座面に部品を取り付けるヘッドレスト取り付け(必要な方のみ)アームレスト取り付け背もたれ部分取り付け手順5:座面をシリンダーに差し込む手順6:フットレストを取り付ける(Proのみ)
0.対応方法について
ご自身で修理される場合と、弊社に修理希望の場合の2パターンをご提案いたします。配送料が高額なため、一般的にユーザー様ご自身で修理(調整、部品交換)されることをオススメします。
【保証内容】
- 交換部品の提供(工具やメンテナンス用品は有料)
- 修理サービスの提供(往復の配送料はお客様ご負担)
詳しい保証内容はこちらで定義していますので、ご確認下さい。
【交換に必要な工具】
- 5m六角ドライバーが必要です。
- ラチェットハンドルがあれば、作業しやすくなります。
手順1:フットレストを外す(Proのみ)
フットレストを固定している裏側のネジを2本外し、引き出してフットレストを取り外します。
手順2:座面とシリンダーを分離させる
長時間使用していた場合、外しにくいため必ず2名で作業を行って下さい。1名では難しいです。ベースに足を乗せて、座面の側面を持ち、前後2名以上で左右に揺さぶりながら、上に引っ張ります。もしチェアが昇降可能な場合は、最も下の位置まで下げると力が入りやすいです。
動画では1名でチェアを引っ張っていますが、2名でお互い両端を持ち、シーソーのように左右交互に力を入れて座面を引っ張る方が外しやすいです。長時間座っていた場合、固着しているので、1度では出来ない場合があります。何度下記動画のように試してください。それでも動かない場合は、3名で実施してみて下さい。
座面からシリンダーを分離させる際は、何度か動画のように左右で引っ張りながら取り外すしかありません。組立直後は簡単に取り外せますが、使用をしているとだんだんと外れにくくなります。元々シリンダーがはまってるだけですが、体荷重が蓄積されて座面にかかってる分、何度か動画のように引っ張らないと外れないため、はずれない場合は、複数回お試し頂けますようお願い致します。
もし、どうしても1名等で難しい場合、ゴムハンマーにてキャスターがついているベース部分の先端を叩くことで外すことも可能です。
座面とシリンダーがついた状態でも、シリンダーの下側の先端を叩くことで衝撃を与えて、振動でズレて外すことが出来ます。どうしても外れない場合は、こちらもお試しください。
手順3:古い座面から部品を取り外す
まずは古い座面から背もたれとアームレストを取り外すため、イス本体を横に倒します。
ヘッドレスト取り外し(装着されている方のみ)
背もたれ取り外し
背もたれについているカバーのフタを外します。5mm六角ドライバーを使い、1本のネジを外して下さい。
座面と背もたれの接続部分にある3本のネジを外して下さい。
※硬めに締めてあるので、手動でネジ穴がナメないように注意して行って下さい。
アームレスト取り外し
左右のアームレストの接続部にある3本のネジを外します。
ネジが取れたらアームレストを取り外せます。
手順4:新しい座面に部品を取り付ける
古い座面から取り外した逆の手順で部品を取り付けます。
ヘッドレスト取り付け(必要な方のみ)
組み立て時と同様に背もたれに差し込んで、ヘッドレストを装着します。
アームレスト取り付け
まず、机やイス等の高低差を作れるもの、もしない場合はひざ等に置き、座面の位置を高くした状態を作って下さい。
その状態で手で抑えながら3本仮締めした後、本締めして下さい。
背もたれ部分取り付け
座面と背もたれの接続部分にある3本のネジを取り付けます。
まず座面を傾けて、バランスをとりつつ、最初のネジ1本を入れて仮固定します。
取り付け時に、背もたれが斜めになると綺麗に取り付けできませんので、手で左右対称になるように調整しながら残り2本のネジを仮締めして下さい。緩みがあると背もたれから異音が発生する可能性があるため、位置が確定したら、本締めを行って下さい。
3本のネジで固定したらカバーの爪を穴に入れて、ネジで固定して完了です。
手順5:座面をシリンダーに差し込む
寝かした状態で、そのままシリンダーを差しこめばOKです。
手順6:フットレストを取り付ける(Proのみ)
座面の手配が必要な場合は、保証申請フォームからご申請お願いいたします。往復の配送料をご負担頂く必要がございますが、修理サービスも行っておりますので、必要な際はお知らせ下さい。