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昇降機能が上手く作動しない(Elite)

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昇降時に動かない、動きが鈍い、自動的に沈む等の不具合が発生した場合、シリンダー本体、またはシリンダーとつながるケーブルが緩いため、起こってしまった可能性があり、シリンダー交換または、ケーブルを調整することで解決できます。
 

状況を確認する

もし、シリンダーに写真のような傷や油が貯まっている場合、シリンダーに問題がある可能性が高いです。その場合はシリンダーの交換が必要になります。
 
 
こちらは問題ない状態(座面を外した場合は、上から昇降のボタンを押すことで確認できますが、座面外すのは少し大変なため、まずはケーブル調整をオススメします)
こちらは問題ない状態(座面を外した場合は、上から昇降のボタンを押すことで確認できますが、座面外すのは少し大変なため、まずはケーブル調整をオススメします)
 
シリンダーが問題ない場合は、ケーブル調整で直る可能性が高いので先にこちらをご覧ください。
 

1.シリンダーを交換する

手順1:座面とベースを分離する

長時間使用していた場合、外しにくいため必ず2名で作業を行って下さい。1名では難しいです。ベースに足を乗せて、座面の側面を持ち、前後2名以上で左右に揺さぶりながら、上に引っ張ります。もしチェアが昇降可能な場合は、最も下の位置まで下げると力が入りやすいです。
 
動画では1名でチェアを引っ張っていますが、2名でお互い両端を持ち、シーソーのように左右交互に力を入れて座面を引っ張る方が外しやすいです。長時間座っていた場合、固着しているので、1度では出来ない場合があります。何度下記動画のように試してください。それでも動かない場合は、3名で実施してみて下さい。
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座面からシリンダーを分離させる際は、何度か動画のように左右で引っ張りながら取り外すしかありません。組立直後は簡単に取り外せますが、使用をしているとだんだんと外れにくくなります。元々シリンダーがはまってるだけですが、体荷重が蓄積されて座面にかかってる分、何度か動画のように引っ張らないと外れないため、はずれない場合は、複数回お試し頂けますようお願い致します。

手順2:ベースとシリンダーを分離する

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分離する際に強い衝撃を与える必要があるため、野外で大きな音がしても問題ない場所で作業して下さい。
 
ベースとシリンダーを分離するには、まずコンクリートブロックか木材ブロックと、ゴム板を用意し、衝撃吸収のためゴム板を上に置いて下さい。
 
ベースからキャスター(タイヤ)を外した状態でゴム板の上にセットします。
※作業中に外れる可能性があるため、必ずキャスターは外して作業して下さい。
 
ゴム板の上に向かって、シリンダーを思いっきり叩きつけて下さい。
長期使用で固着していると外れにくいため、真上以外にも角度をつけたり、何度かお試して下さい。こちらに参考の動画をアップしております。
大きな音や振動が発生するため、野外での実施をオススメします。
※メンテナンスを容易にするために、ブロックとゴム板は今後ストアにて販売予定です。
 
上記で使用してるゴム板 A10 10×100×100mm
 
下に敷くものは、木材やコンクリートブロック等の硬いものであれば問題ありません。ゴム板は衝撃音、衝撃吸収のために使用していますが、なくても作業自体は可能です。
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こちらの作業が難しい場合、ベースとシリンダーがついたまま処分し、ベースとシリンダー両方とも新品交換で対処することも可能です。
 

処分について

オフィスチェアは、自治体の粗大ごみで処分できます。家庭から出たものなので、家庭系一般廃棄物に分類されます。粗大ごみの費用やルールは、自治体によって違いますが処分する場合、オフィスチェア1つにつき400円前後かかります。(シリンダーやベースのみでも1つとカウントされます)

処分の具体的な手順(参考例)

  1. 自治体のホームページから「粗大ゴミ受付センター」にアクセス。電話またはインターネットで申し込む。
  1. 処分費用分の有料ゴミ処理券を「粗大ゴミ処理券取扱所(コンビニ等)」で購入。
  1. 購入した処理券に必要事項を書き、オフィスチェアに貼り付け指定された収集日に収集場所に出して完了
 
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自治体によって、処分ルールや費用は異なるので、詳細はご自身が住む自治体のホームページからご確認下さいませ。
 
 

手順3:新品のシリンダーで、座面を取り付ける

新しいシリンダーを用意したら、新品の組み立てと同じ手順で差し込んで完成です。
 
 

2.ケーブルを調整する

 

2-1.チェアを倒して、操作出来る状態にする

まずは操作しやすいように昇降を一番上まで上げて、レバーを前に倒した状態にします。
※レバーを倒しておかないと座面が反発して危険ですので事前に倒しておきます。
 
チェアを倒して頂き、ケーブル調整をしやすい状態を作ります。
 

2-2.昇降ケーブルを見つける

裏側から見えている2本のケーブルのうち、左側にある1本が昇降シリンダーと繋がっていますので、このケーブルを見つけて下さい。
 
調整はこちらのメンテナンス用7mm六角レンチを使用します。
 
 

2-3.ケーブル調整の構造を理解する

金属部分のケーブルが短くなると緩めることができます。緩すぎるとレバーを中央にしてもロックが出来なくなります(固定出来ない状態)
 
ナットを回してケーブル部分を引き出すと締め付ける事ができます。引き出しすぎると昇降機能が動かない場合があります。
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ケーブルは引っ張りすぎても、緩すぎてもうまく作動しません。
 

3-3.ケーブル調整を行う

構造を理解したら、チェアを起こして動作確認しながらケーブルの長さ調整を行って下さい。ケーブル調整時は座りながら少しずつ調整し、問題ない位置が分かればその位置でナットを固定して下さい。
 
不具合状況によ、2-3mm変わるだけで正常に作動しなくなるため、問題ない位置でしっかりナットを固定してください。輸送中の大きな振動でお届け時に調整が必要な場合がありますが、基本的にしっかりナット固定していればこのような問題は起きなくなります。
 
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上記作業にて改善されない場合は、別箇所の要因による可能性がございます。 ご自身で解決が難しい場合は、引き取り修理・メンテナンスも含め、一度ラシカルサポートまでご相談ください。