撥水性が落ちてきたらどうする?
基本的に洗濯をしても撥水性は維持し続けますが、長期間続けて使用したり、何度も洗濯を繰り返すと少しずつ撥水性が落ちてきます。症状と対策を3パターンに分けて解説します。
1.汚れの場合
素材表面に汚れが付着することにより(ホコリも含む)、水を弾きにくくなります。これは素材表面を覆っている汚れが水分を吸収してしまうからです。この場合は、洗濯して汚れを除去してください。
2.複数回使用による摩擦
摩擦や衝撃によって、撥水材の分子構造の配列が崩れることによっても撥水性低下が起きる場合があります。これは熱によって復元する性質があり、アイロン(底面温度80-120度限度)やドライヤーを当てることで復元します。ただし、発熱部分、長期間アイロンを当てないで下さい。
3.磨耗による撥水性の低下
こちらは、素材表面の撥水剤がすり減っているので、回復ができません。市販の撥水スプレーをお使い頂く必要があります。